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光の当て方で写真の伝え方も変わる

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【写真が持つ印象はライティングに左右される】

 

 

撮影の時にまず考える大切な事は、写真のシーンを考える事です。

この写真はこういうものに使用するからこう撮ろう、とした時に必ず光の当て方を選ぶ所から始まります。

シーンを考えずに撮影を始めてしまっては、思い通りのものに仕上げるのは難しくなります。

 

 

●順光

もっとも馴染み深いのが、

正面から当たる光の「順光」です。

もっとも色鮮やかに、形もくっきりと描写されます。

フラッシュ内蔵型カメラや、スマートフォンカメラの光はたいていこの光になります。

ただ、立体感に乏しく、ごく普通になるため、印象の浅い写真になるケースが多いです。

 

 

●逆光

インパクト重視でドラマティックな仕上がりになる背面からの光の当て方が「逆光」です。

格闘家のポスターやファション雑誌などでカッコよかったり、おしゃれな印象の写真はたいていこの光の当て方がベースになっています。

欠点としては、見た目のインパクト全振りのような写真が多く、商品情報を伝える為の写真には不向きというところです。

 

 

●半逆光

背面からのメイン光に側面または、やや前面よりからの光を当てて撮影します。

色味や情報も損なう事なく、とても立体的に仕上がるので、もっとも無難なライティングです。

商品撮影をはじめ多くの場面で活躍するポピュラーな撮影方法です。

特に、料理の撮影ではシズル感・質感がもっとも強く出るため、主力になる撮影方法です。

 

 

 

 

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