どんなに苦労をして完成させた商品でも、お客様に「欲しい」と思ってもらえなければ売れません。どうすれば商品を手に取にとってもらえるのか?テクニックをご紹介します。
■ホンモノの見分け方
よくテレビ番組などで「甘いスイカ」や「脂の乗ったさんま」の見分け方講座を放送していますよね?それを見た視聴者は、ここぞとばかりにスーパーに行き、実際に確かめてみたくなるもの。
そこでチラシやHPの情報コラムを通じて、こうしたお客様にとって得をする情報を上手に発信していくのです。店頭にあるPOPでも同様の効果は期待できます。
■良さを伝えて「価値」を上乗せ
買い物とは本来楽しい時間です。どうせ買い物をするのであれば、良いものを楽しい気分で買いたいもの。それらを演出できるのが、私たち売り手側に立つお店の特権です。
商品やサービスを良く見せることは、お客様にとってのメリットだけではありません。
たとえば
「当店一押し!究極のとんこつラーメン750円」
というメニューがあったとします。
ビックリマークこそついているものの、あまり良さは伝わってきません。
これを
「苦節5年…ようやく辿り着いた極上スープ。一度食べたらやみつき“とんこつラーメン”」
にしてみるとどうでしょう?
期待感が高まり、食べてみたくなりますよね。
しかも950円に値上げしても良いくらいです。
そちらの方が、付加価値が感じられて、むしろ人気が出るかもしれません。
商品を上手に演出することで、お店側にとっても大きなメリットがあります。
「良いものだから売れる」のではなく「良いと思わせたから売れる」のです。少しの工夫で、たくさんの人に商品やサービスを手に取ってもらえる“演出”ができるようになりますよ。