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自分の「当たり前」がターゲットの「当たり前」とは限らない

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チラシを制作する立場にいると、ターゲットの気持ちを先回りするだけでなく、正確に読み取らなければいけません。そこで、起こりやすい誤りが、「いつもこうしてきた」「私の常識はここ」といった、自分の中にある“当たり前”の部分です。

自分の中にある“当たり前”の部分

本当にそれが正解なのか?いま一度、見直してみませんか。

■自分では“当たり前”だと思ってきた習慣
たとえば、これまでに父の日、母の日をどうやって過ごしてきましたか?

  • 毎年、欠かさずプレゼントを贈る
  • 数年かに一度だけ、プレゼントを贈る
  • 電話だけは欠かさずにしている
  • プレゼントなんてしたこともない

父の日、母の日

といった、様々なパターンがありますよね。兄弟姉妹が自分と同じパターンを取っていることで、「みんなそういうものだ」と、思い込んでしまう節があります。たまたま友人同士で話に上がり「そうだったのか」と、驚いた家族の習慣もありますよね?

もちろんそれ自体が、正しい・正しくないという問題ではありません。生活してきた環境が違う以上、自分の中にある「普通」は違って当然なのです。

■自分の中で“絶対”を持たないようにする
ここで重要になってくるのは、自分の持っているものが“絶対”だとは思わないことです。「たぶんそうだ」と思うくらいに留めておいてください。ただし、何十年も自分の眼から見える世界を生きてきた以上は、そう簡単なことではありません。

自分の中で“絶対”を持たないようにする

そこでオススメしたのが、まずは全部を肯定してしまうことです。その後で、ターゲット層の「正解」となる角度を探し出しましょう。「正解」や「常識」は、絶対的な基準がないため、多くの人たちが「正しい」といえば、それが「正しいもの」になってきます。

大切なのは、自分が勝手に決めつけていた「当たり前」が、絶対ではないということに気づくこと。そして別の人生を歩んできた人たちはどうだろうと、柔軟に考えられる視点です。成果の出ない販促や、チラシ作りに頭を抱えていた方は、ぜひ一つの参考にしてみてください。

自分が勝手に決めつけていた「当たり前」が、絶対ではない

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