どう考えても、いい線を行っているのに、なぜか当たらないリフォームチラシ…。
そのチラシの当たらない理由、お教えします。
■魅力的過ぎて逆に怪しい
絶対に!とは言い切れませんが、ステキなキャッチコピーで盛り固められたチラシは、逆に反応が出にくくなります。もちろん突き刺されば、それだけ切れ味は鋭くなりますが、一歩間違えば、大滑り…。テクニックに頼り、盛っていくことで“怪しさ”までもが盛られていってしまうのです。
■雑誌の最後の方に載っている“アレ”
盛り過ぎて怪しさ満点!と言えば、雑誌などの後方ページに載っているパワーストーンなどの広告。もちろん悪いという意味ではなく、ノウハウや情報を盛り込み過ぎると、ただ単に怪しげなチラシが出来上がってしまうという意味です。限られたスペースで言いたいことを伝えようとすると、胡散臭さと怪しさがにじみ出てきます。
では、どうすれば良いのか?
バランスのとれたチラシを作れば良いのです。
「お客様が手にできる価値は何か?」の部分に対するアンサーをしっかりと記載します。ただし、ギラギラとした売り手の欲望を載せるのではなく、くれぐれも熱くなり過ぎないよう、テクニックを駆使し過ぎないよう、バランスを取ることを忘れてはいけません。
■迷子になった時はシンプルに
チラシのコピーを考えていると、段々と非現実の世界に迷い込んでしまうことも…。人として言われたら嬉しいこと、実はそこに心の動くコピーのヒントが隠れていることも多くあります。
大それたテクニックうんぬんではなく、人の心を動かすシンプルな言葉には、怪しさはありません。「そんな当たり前のことを…」そう思われるかもしれませんが、長くチラシ制作やコピーと向き合っていると、テクニックに走ろうとするあまり見えなくなる部分あります。今一度、少し立ち止まって再確認してみてください。