人は「見えない」ことに不安を感じます。そのため、チラシを作る際は、お店や商品を“見える化”させることが大切です。
そこで今回は、チラシを見える化させることで、どういうメリットがあるのか?について、掘り下げます。
■触らぬ神に祟りなし、状態に…
目の前に“ある飲食店”があるとします。
・ガラスが黒塗りされていて、中が見えない…
・メニューなどの立て看板もなし…
・何屋さんで、いくらなのか、店内はどんな雰囲気なのか、が全くわからない…
あなたならこんなお店に入りますか?
大半の人が、「入らない」という決断をされると思います。
お店の側からすれば、故意的に情報を隠していないとしても、結果は同じです。情報が少ない分だけ、お客様の不安は増えていきます。
そのため、チラシやホームページで、積極的に写真や情報を公開して「見せる化」することが重要なのです。
■「不安」同様に行動を止める「恥」
入店をためらう要素には、不安以外にも「恥」があります。
例えば、40代の主婦がいるとします。
ずっと気になっていた美容院があるけど、なかなか入れない…
この入店に踏み切れない理由こそ
「客層が若ければ、自分が浮いてしまう」という恥ずかしさにあります。
この場合には「40代のお客様も多くご利用いただております」
こんな一言がチラシなどに添えられていれば、入店しても恥をかかないと理解ができます。
思い切ってお店を利用した際、恥をかいてしまえば、来店がなくなるだけではありません。“恥をかかされたお店”として、恨みなどのマイナスの感情を生ませるケースも出てきます。
■まずは客層をお伝えしましょう
お客様が感じているのは「自分が利用してもいいお店なのか?」という点です。
客層の違いに不安を感じているため、そこを払拭してあげることが重要になります。
お店側として見落としがちなのが、お客様が感じている不安です。
明確なターゲットが決まっているのであれば、ターゲット層が写っているの写真を全面に打ち出すなど、いくらでも方法はあります。情報はうまく使うことで、来店をSTOPさせていた不安を簡単に解消させることができます。