何度も書き直したのに、どうもしっくりこないキャッチコピー。
よし、いいのが出来た!と、思っても、反応が出ない…
そんな方に向けて、簡単にできるキャッチコピーのテクニックをご紹介します。
■その1.価値を伝える
キャッチコピーに必要なのは、“クオリティ”に関する部分です。
素材や技術力の高さを、入れるだけで、コピーがグッと引き締まります。
例えば…
(前)鮭のホクホクおにぎり
(後)北海道産天然秋鮭のホクホクおにぎり
(前)本場京都の西京漬け
(後)熟練職人がこだわりの製法で作る老舗・京都の西京漬け
どうでしょう?
クオリティ面がプラスされるだけで「お金を出すだけの価値があるもの」へと変化します。その他にも、「口コミランキングNo.1」などの権威表記も有効です。
コツとしては“具体的”に欠くことです。
産地はどこ?完成までどんな手間がかかっている?受賞歴は?
など、こだわっている素材や工程部分こそ、アピールをしてください。
■その2.疑問形にする
2つ目のテクニックは、疑問形にすることです。
「~か?」と投げかけることで、読み手との会話を勝手にスタートさせることができます。
例えば…
(前)クリスマスに向けて街コンを開催します!
(後)クリスマスまでに彼女欲しくないですか?
「か?」となっていることで、読み手は無意識に“答え”を探し始めます。「開催します」では素気なかったものが、「欲しくないですか?」となっていることで「確かに」となり、本文にも、ついつい目を通してしまいます。
・なぜ食べているのに、痩せるのか?
・どうしてあなたの給料は上がらないのか?
など、ターゲット層の疑問をキャッチコピーにするだけで、喰い付きが変わります。
ターゲット層に響くキーワードを探し、想定される疑問を「?」を付けて投げかける。
それだけでも興味を惹きやすくなります。
キャッチコピーで行き詰っていた方は、ぜひ試してみてください。