よく目にする広告のコピー。
その裏には、さまざまな心理的な効果が潜んでいます。
私たちを知らず知らずのうちに操作している言葉の力を掘り下げてみます。
■綿10kgと鉄10kg、どっちが重い?
あなたは「綿10kg」と「鉄10kg」どちらが重いと感じますか?
もちろん同じ10kgのため、重さは同じなのに、どうしても鉄の方が重いイメージがありますよね。
★レモン100個分のビタミンC
★100人乗っても大丈夫
などの広告です。
・ビタミンC2000mg
・体重量10000kg
と、言われてもピンと来ないものが、言い回しを変えるだけで、刺さる表現に変えられます。
■東京大学出身の彼
どう見ても、頭が良さそうに見えない男性が、ある日東大 出身だと聞かされた時。
急に見る目が変わりますよね?
それを活用しているのが
★〇〇賞を受賞した成分配合
★清純派の女優が勧める保険商品
などの広告です。
あの人が関わっているのだから大丈夫!という安心感が ベースにきます。「きっとすごい効果がある」「誠実な対応 をしてくれる保険会社だろうな」など、まさに送り手が計 算したイメージを、私たちは抱かされているのです。
■ナンパ師の説得術
少しだけ話がそれますが、ナンパ師の口のうまさにも同様 のことがいえます。彼らはある意味、言葉を操るプ口とい えます。
たとえば、彼らは本当にして欲しいもの以上のお願いを最 初にします。本当は二番目の依頼に応じてもらえれば良い ものを、あえて必要以上のお願いをすることで、あっけな く受け入れさせることに成功しているのです。
「今からハワイ行きません?無理か…じゃあ、そこのスタバ で」と言った感じです。
彼らは、他にもたくさんの話術を操っていますが、今回は スペースの関係上この辺で…。続きが知りたい方は、うち のNo.1虫明までご連絡ください♪