平日の昼間なのに、なんでこうも人だかりがあるのか不思議な大阪駅。
こんなに人がいるなら、誰かうちの商品買ってくれないかな~と思ってしまいませんか?
どれだけたくさんの人がいても、自分たちにとっての顧客でなければ意味がありません。そこで今回は、最高のお客様が集結をする場所を作り出す「秘密の方法」をお教えします。
■自動車教習所のターゲットは誰?
自動車教習所の最高のお客様は、高校生です。効率良く高校生だけに足を運んでもらえる場所やイベントがあれば、それに越したことはありません。
では、どうすればいいのか?
“高校生限定”の企画をうたったチラシを作るのです。
ただし、それだけでは高校生は食い付いてくれません。高校生がよく足を運ぶ場所…そう、ファーストフード店のクーポン券を特典として、来場者にプレゼントをするのです。
実際にこのような方法で、前年よりも20人近く集客ができた事例がありました。もちろんイベント集客だけではなく、申込者も比例して増加したそうです。
高校生にとっても、「自分たちの心を掴む特別なキャンペーンをしてくれた教習所」として映り、申し込みをしたに違いありません。
■追い打ちをかける「ここだけの話…」作戦
また、この方法を成功に導くための鍵になるのが、イベント告知の方法です。せっかく作り出す特別な場所を、大々的に告知しては、足を運ぶ方も面白くありません。
そこで「ここだけの話…」として聞かされることで、自分だけが、自分たちだけが知っている“特別な場所”として、足を運んでみたくなるのです。
自分の会社の商品・サービスのターゲットがどこにいるのか、その人たちにとっての特別な場所をどこにすべきなのか?に、まずは気付きましょう。そしてこちらから仕掛けていくことで、あれよあれよという間に、追い風が吹き始めるかもしれません。