できるだけ自然に、そして宣伝感を強めずに、商品をアピールしたい!
そんな時に大きな力を発揮するのが、マンガ広告です。
どのようにして、消費者のココロを掴むのか?
その仕組みを解説します。
■無意識でも「見たもの」を選ぶ
「サブリミナル効果」という言葉を知っていますか?
私たちが認識をしている“意識”より下の“潜在意識”の部分に刺激を与えることで、現れる効果のことを言います。
実際に行われた実験を用いて、もう少し詳しく説明します。
▼学生たちを集め、ある写真を見せます。
▼「登場人物の顔に注意をして欲しい」と伝えます。
▼食事をしている人、待ち合わせをしている人など、写真はさまざま。
▼写真の中には、とある飲料メーカーのペットボトルを写り込ませておきます。
写真を見終わった学生たちに、好きな飲料を選んでいいよ、と言ったところ、こっそりと写り込ませていた種類を選んだ学生が一番多かった、というのです。
■“見せる”だけでいいんです
そのため、見る側が無意識であっても、選ばれる確率を大きく跳ね上げることができるのです。たとえば、当社が得意としているマンガ広告においても用いることができます。
ストーリーに関係がないところでも、自社商品を置いておく(意識的に描写させておく)ことで、相手への大きなメッセージを送ることができます。言い方を買えれば、見込み客の教育ができるということです。
目に見えるメッセージやコピーライティングばかりに注力し、壁にぶち当たっていた…そんな時には、サブリミナル効果を使用して、無意識の部分を刺激してみるのも手法の一つになってきます。