労力と費用をかけて完成させたチラシ。
どうせなら、お客様の心を掴み、記憶に残って欲しいですよね。
そこで今回は、記憶に残るチラシの作り方をご紹介します。
■全員が美男美女だとつまらない
仮に競合他社のチラシが、デザイン、レイアウト、写真、キャッチコピー…
それらすべてが完璧の仕上がりだったとしても…
それより目立つ方法は残されています!
オススメしたい方法の一つは、手書きチラシを作成することです。手書きチラシは、とにかく目立ちます。もちろん手書きにしたからと言って、必ずしも反響が出るわけではありません。
しかし、「端正な顔立ち」「高身長」「モデル体型」
の“美男美女集団”のなかに、平均身長の平凡な顔立ちの人物がひとり紛れ込んでいる…と、かなり目立ちますよね?チラシにも同じことがいえます。何も同じ方法で、目立とうとする必要はないのです。
■「読みにくい」という特徴が記憶に残る
手書きチラシにおいて重要になるのが、“手書き文字”です。ある調査によれば、パソコンなどで打ち出したフォントに比べて、記憶に残りやすいという結果が出ています。
その理由は、手書き文字が持っている「読みにくさ」にあります。文字が読みにくいことで、理解しようと脳が働き、より情報を記憶しやすくなります。整ったフォントで打ち出された文字の場合、読みやすさゆえ脳への負担が少なくなり、記憶されにくくなってしまうのです。
■やりすぎは禁物!
ただし、必要以上に読みにくい文字を書くと、解読自体ができなります。解読をしようと努力しても読むことができなければ、ただのストレスになりかねません。印象に残す手段として、手書き文字は大きな武器となりますが、くれぐれもやりすぎは禁物です。
また、そもそも手書きチラシが目立つ理由は、美男美女の中に混じっているから…です!
周りに同じようなチラシが増えてしまえば、途端に目立たなくなります。
その上、初めて見るという物珍しさも大きく影響しています。
何度も何度も、同じ方法でチラシを打ってしまえば、刺激が無くなり「見慣れたもの」へと変わっていきます。
手書きだから万能!絶対に結果が出る!という訳ではないものの、見せ方の一つとして、検討されてみてはいかがでしょうか。